2か月前の話ですが、
ご結婚予定の新郎さんから「結婚式で弾き歌いをしたい」との
ご相談がありました。その方はピアノはまったくの初心者で、
披露宴でサプライズ演奏として弾き歌いでしたいとのこと。
曲はXJAPANの「THE LAST SONG」。

早速、その方用に楽譜を作成し、レッスン開始とともに、
その方もキーボードを購入、練習を始めました。

披露宴まで1か月という短い期間でしたが、
ほんとに懸命に練習され、最終レッスン(5回目)ではしっかり弾き歌いができていました。
新婦さまもきっと感動されたことと思います。

当初は準備期間が短かすぎて、心配していましたが、
新郎さまのがんばりは素晴らしく、驚きの連続でした。
ピアノを弾くだけでも大変なのに、弾き歌いはもっと大変です。
初心者の方でも頑張り次第でできるものなのだということがわかりました。

‘がんばる気持ち’が大切ですね。

以前、ピアノレッスンで、先生に「だれかのために」を
意識して弾きなさいと言われたことを思い出しました。
ピアノを弾く=「自分のため」になりがちです。
音を奏で、だれかに聴いてもらい幸せを届けることこそ、
音楽の意義なのだと思います。